猫の経済学 片目が見えないMIKI

今回はMIKIの話を。MIKIは幼少の頃おそらく劣悪な環境で数ヶ月育ったせいか、

片目が見えず、しかもアレルギー持ちでやってきた。加えて生態もやられていて、かすれた声でしか鳴かない。今は家猫にしているので、アレルギーからくる咳もだいぶなくなったが、なかなか大きくならない。そろそろ去勢手術をしなければと思いながら、まだサカリもつかないので様子を見ているところだ。

片目が見えないハンディーはやはりあって、高いところを登ろうという気がないというか感覚がつかめないのだろう。登ってもテーブルぐらいの高さが限界である。こんなハンディーだらけのMIKIだが、性格は心は優しく、人になつきやすい。すぐ私のところで寄ってくる。こういう猫が欲しかった!ちなみにFukuは一切ない。

猫もいろいろな性格があっていいのだ。楽しい。

 

 

猫の経済学 変化する野良猫

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Shiro一人ご飯


11月11日現在、野良猫は4匹→2匹になりました。おそらくHetareは亡くなったと思われます。それに伴いMiも姿を消しました。きっとHetareのことを思い出すのかもしれません。Miは時たまスーパーの近くで見ます。誰かがご飯をあげているといいのですが、それは分からず。隣のサロンのスタッフ曰く、時たま来るそうです。その時は餌を与えているとか。

 

Ekorは、朝晩やってきてご飯を食べていますが、現在雨期に入ったため夕方雨が大量に降ると足場が悪いのか、晩ご飯にやってきません。どこに拠点があるのだろうか。

 

で結局Shiro一人がいつもの場所に滞在している。つまりスタートに戻るような感じです。Shiroは長生きするような。避妊手術済みで居場所やご飯があるから。ここの住人のようなものだ。

 

移り変わる野良猫業界、私もまた変化する。Mikiを受け入れFukuとの2匹体制になった。でも2匹にして正解だと考える。Fukuの社会性が身につき、猫同士が支え合って生きるのはいい光景だ。実際は支え合うというより、プロレスを毎日何回もやって遊んでいるのだが。。。

 

また野良猫にニューキャラクターが現れるのであろう。

しばらく現状を楽しもうと思います。

 

 

 

 

 

猫の経済学 FUKU and MIKI は兄弟になれるのか。

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Fuku and Miki


FukuとMiki、だいぶ仲良くなって来ました。一緒にじゃれあったり、おもちゃで遊んだりしています。Fukuに社会性がついて来たのかもしれません。

MikiはFukuに叩かれても特に怒ることもなく、いそいそと隠れてまたリベンジを繰り返しています。

ゆっくりでいいので、仲良く腹心の友になってくれることを母は祈る。

Mikiは人間自体にそう恐怖感はないようで、私以外の人が入って来たとしても逃げません。Fukuはベットに隠れます。相変わらずです。

猫の性格は色々。勉強になります。

猫の経済学 2匹飼い

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まだ慣れない2匹

先週の土曜から、猫一匹追加して、猫2匹体制で暮らす事になりました。
 
名前はMIKI ♂です。そうあの外猫を招きました。
MIKIはまだ3ヶ月ぐらいでしょうか。まだ小さいです。片目が見えないというハンディーを抱えています。
 
なぜそうなったかというと、ある事件がきっかけで2匹にしようと決めました。
 
MIKIは約1ヶ月前ぐらいでしょうか。一人でやってきまして、他の野良猫同様に、私は餌を与えてあげました。
その時は引き取るつもりもなく、まあ元気で人生全うできればいいなーぐらいでした。
あまりにもMIKIは弱くて、医者へは連れて行ったりボランティアはしていました。
目が見えないので、トイレも外で作ってあげて可愛がっていた。いずれは大きくなれば巣立っていくと思ってた。
 
一方FUKUは相変わらず、縦横無尽に好き勝手私の部屋で暮らして居ました。
そしてある事件、FUKU第3回目の脱走事件。
 
また屋根の上にいたのですが、今回2日間、帰って来なくって、私も一生懸命探したんです。
その時に、トタン屋根が弱くって、そのまま落ちてケガをしてしまいました。手足が生傷だらけで肋骨も強く打った。
心配だったので、今週医者へ行ったら、打撲で済んだので良かったのですが、とにかくFUKUがいなくなると私も心配で夜も眠れません。お手伝いさんへもかなり強く叱りました。
 
なぜ脱走するのでしょうか。
FUKUはやはり寂しいのだと考えました。遊び道具、十分な食事を与えても、彼は何かを探しています。そこで、一層のことMIKIを招き入れて友達になって、二人でうまいことやれと。
 
というわけで、MIKIなんです。外猫ですが幸いトイレのしつけができているし、片目も見えず体もそう強くないから、この先野良猫で生きて行っても、おそらく命は短いでしょう。であれば、加代子ママが死ぬまで面倒みるぞと。
加えて、MIKIは社交性があって他の野良猫と一緒に私のご飯を食べるぐらいの能力はある。(FUKUには残念ながらない。そんな能力。そもそも母親と一緒にここに来るわけだから、親離れができない状態だった。)
 
MIKIの力を借りて、FUKUをまともな猫にしたいと思っています。
FUKUの猫見知り、人間嫌いはかなり異常です。
 
まだまだ,お互いにギクシャクしていますが、きっとうまくいくと思っています。
 
私は今回非常に多くのことを学びました。
Fukuを探し出したとき、大泣きしてしまった。
 
オス2匹はうまいこといくのか。今後観察したいと思います。

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アンナハーレント

 

こんにちは。気晴らしに久しぶりに映画「アンナハーレント」を観ました。
逆に考えさせられてしまい、彼女の本を読みたくなった。気晴らしどころではなかった!
 
アンナハーレントはユダヤ人でアメリカの政治哲学者です。もう亡くなってしまったけど、
ヒットラーの時代に強制収容され、命からがら、アメリカに亡命し、「全体主義の起源」を出版し
大人気教授になります。 
 
その後、彼女はイスラエルでヒットラーの直近の方の裁判が行われた様子を見て、
彼はごくごく普通の男性であり、いろいろな案件をオーダーという言葉で片付けてしまう。つまり善悪の思考をなくし、指示に従ったというのです。これを彼女は「悪の凡庸」と名付けます。これが超批判にあう。
 
私は、いろんな出来事がこの言葉にぴったり当てはまるような気がしました。例えば、オウムの一連の事件、もっと歴史を遡れば、南京大虐殺など、当時善悪を思考を失ったエリートが、その指示に対して忠実に従い、さらに権力者を満足させるために忖度し、事をエスカレートさせる。神戸製鋼のデーター改ざんもそうであろう。その人自体に悪くはない、指示であり、仕事の引き継ぎであったからだ。たまたま、今どなたかがリークしたからであって、それがなければ永遠に引き継がれたであろう。
 
 アンナハーレントはすごい。自分も被害者なのに、感情なしで分析できるだろうか。
絶対的に憎いのだ。人生が変わったのだ。ユダヤ人がこんなに死ぬ事はない。彼女は勇気のある女性である。憧れの女性である。たくさん彼女の本を読んで観たいと思います。

 

 

 

 

 

2:03映画「ハンナ・アーレント」オフィシャルサイト「予告編」

猫の経済学 6匹の猫たち

6匹の猫たちを並べてみました。いやーー中途半端な多頭飼い。外猫はできる限りの世話をしていますが、夜中とかなにしているのでしょうか。GPSをつけたいぐらいです。

MIKIはおそらくどこにもいかず、ここに過ごす感じです。きっと母親からも卒業したのでしょう。首輪をつければ、どうしてかなくなって戻ってきます。なぜ?どうしてないの?首輪。どこに置いて行くのか?

 ここで外猫と家猫の違い。抱っこですね。抱っこが外猫はできない。無論MIKIはまだ幼いし、薬をあげねばならないから毎日抱っこしていますが、おそらくそれも数ヶ月経てば嫌がるでしょう。加えて爪の手入れもしてないから、引っ掛けられたら超痛いです。一方家猫Fukuは抱っこしても特に嫌がらない。ベタベタすると逃げますが、爪の手入れもしているから安全です。もう一つはご飯の食いっぷりがいい。外猫の方が。競争世界に生きている猫たち、食えるか食えないかわからない世界に生きているからかよく食べます。毎日定期的に食事を与えているのに、しっかり食べます。一方家猫Fukuは、食べたり、食べなかったりムラだらけ。

 ではどっちが幸せでしょうか。これは私には判断がつきませんが、自由に動けてかつ他の人にも可愛がられる外猫。一方限定された人たちに可愛がられる家猫。リスクは確実に外猫にあって、日々何があるかわからない。家猫はある程度安全な領域で暮らせる。うーん難しいですね。

 

猫の経済学 ニューカマー登場!

今週からまた新たなキャラが加わりました。名前はMIKIおそらく3ヶ月ぐらいの猫です。水曜だったかな。やってきました。オスだと思いますが、まだはっきりわからない感じ。本日洗って見ました。私の手がいくらか負傷。引っ掛け傷が絶えない。そして首輪をつけてあげました。もちろん外猫です。今回やってきたMIKIは片目が見えていません。どうも最初に怪我をしたのかもしれない。加えて何か病気があるのか鼻水が止まらない。来週医者へ連れて行こう。なんとまあ、やって来る猫はどれもこれも問題を抱えています。行方不明だったSHIROは、隣のサロンのスタッフによると、激痩せして汚い状態で戻ってきたそうな。おおよそShiroは、2週間ぐらい姿をくらましました。猫はなぜ突然いなくなるのか!予測がつきません。MIKIの話に戻ると、片目が見えていないハンディーは、同情してしまいますがたくましく生きていってほしいものです。Hetareは最近元気がないので、相変わらずこのあたりで寝ては起きて、ご飯を食べています。一方MIは子供嫌いなんでしょうね。姿は表しますが、ご飯食べてはどっか行きます。MIKIの存在がきっと邪魔なんでしょう。猫はチームを組むことが嫌いなのかもしれませんね。しみじみ思う。

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MIKI