猫の経済学 食事編

人それぞれに食事の仕方があるように、猫も食事の仕方がある。

Fuku----->好きな時に食べる。搾取される猫がいない環境下に暮らすFukuは

     食事は超マイペース。少し食べては、遊び、また食べの繰り返し。味にもう

     るさく、毎日同じものを食べていると、残す時がある。ただでさえ、ダラダ

     ラ食べているのに、残すのかよ!とイラつく主人である。

Mi & Hetare----> この二人の食いっぷりは見事。我先に食べようと私の持っている

      ボールを奪い合う。時にMiがHetareに猫パンチをくらわす場面もある。

      (HetareがMiの食事を食べようとした時)ちなみにボールは使い捨て

      容器を拭いて使い続けている。

Shiro-------->Shiroはプライドが高さが食事でも現れる。まずMiやHetareと交わらず、

     じっくり様子を観察しつつ、彼らを先に食べさせて、私がShiroの前にボール

     を差し出すと、食べてやってもいいぐらいの態度で、食べ出す。ある日は、

     完食するが、ある日は少しだけ食べる。Shiroはテリトリーが広く食べる場所

     は複数箇所確保している。よって来ない時もある。いわばここは、保険的な

     場所なのであろう。

 

また、Mi & Hetareは食べ終えてからも、私にスリスリ、もふもふしてくるので可愛い。

Shiroは用事が済んだら、どっかへ行ってしまう。クールな奴である。

Fukuは自分のことだけ考える。食事を作っている時ぐらいだ。スリスリするのは。

 

もちろん、野良猫チームは、たまに私が多く作りすぎて残すこともあるが、基本的に完食である。Shiroを除く2匹の猫は、最初の頃は痛々しいぐらい細く、骨と皮の状態であった。ここ2週間強で随分まともな猫体型になった。サバイバルしないと生き残れない世界。確かに猫は多産であるが、幼児期の死因率も高い。生き残った猫は奇跡に近いのかもしれない。