猫の経済学 猫は夫婦関係が保たれるのか
HetareとMiが裏手のルコにうろちょろしているところを、私の英語の先生が投稿してくださいました。HetareとMiはいい夫婦と言っても過言ではない。時には一緒にいて、時には各々用事があるようで、どこかへ行く。お互い夫婦と思っていないだろうが、夜になるといつものポジションで二人同時に座っている。どちらか一方いないと寂しそうだ。先日突然現れたMIRAIの時は、Hetareのみが負傷して戻ってきた。その時Miがいなかったから彼はきっと待ち遠しいかったに違いない。私も寂しかった。猫が夫婦関係を保つのはあまり聞いたことがないが、この二人に関しては、ブ男が可愛い嫁さんをもらった感じで、Hetareのキャラでは到底もらえそうにない妻をゲットした。Miはすでに避妊手術をしており、盛りがない。Hetareは時々あるようでMiの行動にチョコチョコお供するようだ。これがボディーガード（本当はすぐ負けるから機能してない）のように、Miを守る役目も果たす。Miもまんざら気に入っているようだ。今二人は色違いのお揃いの首輪をしている。お互い共に長生きするのだよ。
猫の経済学 元に戻る
2日前の朝からMiraiとShiroが消えた。朝ごはんあげた時に居たのは療養中のHetareのみ、後からEkorがやってきて食べてました。
そうしている内に本日はMiが戻ってきました。バツが悪そうに定着しませんが何度も何度も私の前に現れては逃げて、ご飯を食べてまたどっかに行くが、私の視界範疇には居るといったような行動である。
おそらく、MiはMiraiを我が子と勘違いして、自分が去らなければと思ったのでしょう。しかし、MiraiとShiroはどこに行ったのか。猫の夜中の行動は不可思議である。
2日前それは、ワールドカップロシア大会 日本vsセネガルがあった日。月曜の深夜に私は友人宅から戻ってきた時には居たのだ。２匹とも。しかし朝はいなかった。ということは、この６時間後ぐらいに何かが起きた。人がもらって行ったのか。それとも冒険しに行って戻ってこれなくなったのか。よくわからないが無事であってほしいものだ。というわけで、Shiro以外は元に戻ったのである。
私はこの移り変わる状況の中で、どう対応するか常に考える。特に今Hetareはケンカでだいぶ深い傷を覆っているのだ。歩くのはやっとやっとだ。私はサプリメントを潰して、餌に混ぜたり工夫している。Hetareよケンカするな。絶対に負けるんだから。考える日々が続く。
猫の経済学 Hetare カンバック！
Hetareが本日戻って来ました。嬉しい。だいぶ弱っているような感じで、少し痩せたような感じでした。ひたすら寝ていた。いつもの場所で。それでもいい。とにかく心配だったんだ。私は早速彼のメンテナンスを開始。ホットタオルで体をふき、グルーミング
目薬さして目を掃除して、餌も新たに作り食べさせた。でも夜見たらもういない。朝また来てくれるといいな。おそらく夜は彼は場所を確保したのかもしれない。とにかく子猫がせわしなくはしゃぐのが耐えられないのだろう。
本日チビ猫の名前を決める。名前はMiraiだ。インドネシア人でも覚えやすいと思ってつけました。
そうこうしている内にまた新しいチビがやって来た。Miraiより少し大きい。おそらく２週間ぐらいお兄さんのような感じ。兄弟か？と思ったが顔が似てない。ここは猫の保育園か？新しいニューフェイスがどんどんやって来る。
私はMiが心配だ。彼女はご飯食べているのか。ご飯だけでも来て欲しい。愛着持ってしまった私は、チビ達がどんなに可愛くても、今までのメンバーの事も大事である。
状況は常に変わる。安定はないのだとつくづく思う。そう思うと安定じゃないのが普通と思うしかない。猫の世界すらもそうなのだから。
猫の経済学 Nothing permanent
野良猫の環境も永遠ではない。（当たり前だけど）、毎朝、毎晩４匹でご飯を食べるわけではないことを最近知った。
ニューフェイス、チビが現れたのが3日前。突然だった。おそらく誰かが捨てたのだろう。一匹の可愛い子猫。おそらくまだ１ヶ月ぐらいか。とにかく小さい。
最初、MiやSHIRO,EKORは怒っていた。なんでこんな珍客がいるんだ！と。HETAREはさすが年寄りで何も動じなかった。（最近外出多し。）私はチビを守るために、ダンボールで家を作りふかふかな毛布まで用意。最適な環境を作った。そして、盗むな、子猫がいるとメモ書きして。
そして翌朝。Miがいなくなった。朝のメンバーはHetare,Shiro,遅くやってきたEkorだ。でもなんかよそよそしい。みんなこのチビに遠慮しているようだ。食べてすぐ去って行く。前はまったりして、寝転んで、毛づくろいして、挙句寝るぐらいだったのに。そして３日たった今日。本当にいなくなったのだ。チビ以外。
これは野良猫のルールなのか。念のため彼らのご飯は用意して、いつものように玄関を掃除した。チビは毎回かなり大きな声で鳴いているが、3日経っても母親は一切迎えにこない。おそらく母猫はこのあたりにおらず、人間がここに捨てたのだろうと確信を持った。このチビやたら食べるし、やたら鳴く。そして人懐っこさもピカイチで、私にピタっとくっつき離れない。また小さいから、私もなかなか離れることができないときたもんだ。可愛いのだが、なんか淋しい。
私はボランティアでやってるから、去るもの追わずだと自分に言い聞かせているが、今日その辺りを見回りしてしまった。私はあの４匹が愛おしいのだ。みんなでチビを見守ってもいいんじゃないか。と勝手に人間目線で思ってしまうのだが、猫世界では違うのだろう。一気にこの場所取られた！と思っているに違いない。何かを失って何かを得る。なんだかこの言葉がよく刺さる。
猫の経済学 仲間になるにはどうしたらいいのか
経済
相変わらず社会保障充実の野良猫たちである。現在Hetare、MI, Shiro, Ekorの４匹が常連である。この関係も最初から出来たわけではない。まず、Shiroがやってきて、Hetareが便乗して、続いてMIも便乗し、Hetareが住み着き、MIも住み着き、なんとなくこの形が出来上がった。Ekorは最初は新参者でなかなか受け入れてもらえなかった。加えて、MIがまだピチギャル（避妊手術前）だったので、どちらかというと私も変な雄猫を近づけないために、追い払っていたほどだ。でもEkorは毎回来た。私の根負けでEkorの分も作るようになったのだが、猫世界ではまだEkorは仲間ではない。この世界はやはりHetareしか雄を置いてはいけないようだ。EkorとHetareはしばしば喧嘩をする。それを蹴り倒して喧嘩両成敗に持っていく私なのだが、仲良くなることはないのであろう。Ekorもまた、餌を食べて少し休憩して自分の持ち場へ戻っていく。ずいぶん聞き分けがいい奴だ。おかげでこの４匹は健康かつデカイ他の野良猫より。このまま楽しい生活しておくれ。社会保障の効果とはこのように、お互いに嫌いでも共存できる力がある。私の餌を中心にみんなが集まり一緒にご飯を食べて、時にはメンテナンスもされて、好き気ままに暮らしている。決してテリトリーを広げようともしないし、この世界は平和である。
猫の経済学 シロの生き方
シロはおそらく3年以上は生きている。もしかしたら過去どなたかに飼われていたかもしれない。なぜなら避妊手術をしているからだ。しかしインドネシアではボランティアで避妊手術を施してあげる方（私もそうだけど）がいるから、何とも言えないがとにかく人懐っこさはピカイチである。誰でも寝転びスリスリする。しかも私が一番だと思っている。大嫌いな猫はMiである。Miはモテる。アイドル的な性質をもつ彼女は避妊手術をしても男友達は多いらしく、どこでも日中は出かける。人間に対してはさほど媚びを売らない。猫世界のアイドルなのだ。シロはこれが気にくわないらしく、時たまMiを叩きつける。Miもビビって泣きそうな顔をしている。シロはとにかくプライドが高い。みんなと一緒にご飯を食べることを嫌う。しかも容器がみんなと同じだと食べない。なぜか野良猫のくせに、食べるものを選ぶ。何がすごいかというと、生きることができるのだ。ゴミ箱を漁らず。シロは保険で３ヶ所ほど自分の場所を確保している。風の噂ではご飯はこちらでしか食べないらしい。可愛がられるポジションだけを確保しているのだろう。
すなわち、社会保障（飯がもらえる）があると、野良猫は安心して自分のありのままで暮らせるのだ。みんな寝るときも完全に無防備だ。特にこの４匹は。恐れを知らない。と言ってもいい。健康状態も悪くない。Hetareがちょっと病気かもしれないが、（足を引きずっている。）まあ概ね良好で太っている。他の野良より。シロは避妊手術をしたから余計長生きするだろう。
猫の経済学 家猫と野良猫の違い
家猫と野良猫の違いは何か。いくつか挙げられるが一番大きな違いはトイレである。
家猫Fukuは、小さい時から専用のトイレが与えられ、毎日２回キレイにして、消臭の効いた砂の上で、小や大の用を足す。しかも砂の掛け方が半端なくキレイ好き何だろうなーと感心する。一方野良猫チームトイレはどこでもできる環境である。特に雄はマーキングの意味でおしっこは重要な意味を持つ。Hetareはトイレは壁や柱のどこかにしている。自分のテリトリーを確立するためであろう。もちろん、かけっぱなしである。勢いもすごい。Fukuとは大違いである。大はおそらくお気に入りのところがあるのだろう。この辺りではしない。
野良猫を保護し家猫にする方がいらっしゃれば、やはり幼い時に躾ができる環境でないと難しいかもしれない。そもそも大人の野良猫は家の中では収まりきらない故に、
猫のトイレが必要でないかもしれないが、猫のトイレでも野良猫と家猫では意味合いが変わってくるから面白い。家猫は多頭でない限り家屋内エリアは全てが自分のものである。Fukuの美意識として、絶対お漏らしはしないし、たとえ吐いたとしても、砂をかけるアクションをするのが健気だ。砂の上で吐いているわけではないんだけどね。
