猫の経済学 補足説明編

今日は補足説明編

まず私の部屋を紹介しよう。集合コンプレックス(店や事務所が入った長屋のような感じ)にある友人が経営する事務所の3Fに住んでいる。あるきっかけで住むところがなかった私はここに入った。オーナーも気前よくリノベーションしてくれて、台所を作ってくれたり、壁やらカーテンなど新調してくださった。現在住んで6年目。このエリアは、割に富裕層エリアと呼ばれ、大きい家が多い。またスーパーや郵便局、マッサージ屋にカフェ、ヨガ教室、語学教室などカルチャーも充実している。私はここが大好きである。加えてこのエリアは、野良猫大量生産エリアでもある。飲食店が多いゆえに食うことが容易(無論残飯あさり)で、野良猫でも生きる環境が整っている。ラッキーな子猫は、スーパーやカフェにいたお客に拾われる。またペットショップ、動物病院もあるので、拾われて家猫にするのは一瞬でできる。猫にとってはチャンスが多いとも言えよう。私の場所は、コンプレックスの一番端で車の通りが多いところだ。コンプレックス中央にはもっと野良猫が存在する。その競争社会の中で中央にはいれなかった猫たちがやってくるのである。